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私達の暮らしの変わった部分を観察すると、辛さと苦しさが軽減する

新型コロナウイルスの怖い所は基礎疾患があると重症化して死に至らしめます。
命知らずの私は感染しても構いませんが、高齢で基礎疾患がある両親と同じ屋根の下で暮らしているため、日々慎重に生活しています。
世間では催しは中止、日々感染者数と小池百合子知事の記者会見が報道される東京都内への流入を控え1年が経過してフラストレーションがたまる一方です。
この1年で様々な業種・企業でテレワークの導入を推進して私達の暮らしは大きく変わりました。
通勤通学に欠かせない公共の交通機関は、密になりがちにもかかわらず、感染拡大予防対策が徹底されています
マイカーを維持できずに、手放さざるを得ない層にとって欠かせません。
最近、私が感心したことを交えてお話しします。
バスの中は換気のため窓が常時開けられていました。
特殊な空気清浄機や換気機能を備え付けられませんので、走行中各窓の一部だけを開けています。
そうすることで車内に取り込んだ風が通り抜けますから、ハイテクというよりも旧来型という印象です。
また、バス停にマスクの着用と、会話を控えるように書かれた捨て看板を備え付けることで徹底されています。
運転手を感染から守るよう、透明な樹脂製の仕切りと最前列の座席にビニール製ロープを張って規制していて、運賃表に動画が再生されます。
最近私が感心したのは、始発の駅でエンジンを始動して発車する前の数分、アルコールでの消毒、マスクの着用、会話を控えるよう動画が再生されたことです。
運賃表には110といった数字だけしか表示できないと思っていましたが、停留所名を訳したハングル文字が表示されて感心した時、以上です。
先程お話しした車内換気については、アニメーションです。
動画は乗客役のモデルがオーディションで選ばれ、手間と時間をかけて撮影されたと想像されます。
初めての緊急事態宣言の際は、外出したら即感染するという風潮がありました。
夜の大通りを、散歩中に乗客が1人のバスが通り抜ける様子を見ると、無謀だと感じました。
たったそれだけで、感染リスクが軽減されるのです。
実際、私も安心して利用していて、私達の暮らしを支えてくれる人達に感謝したいですね。
40代主婦 プログラミング