現代の日本の子供たちは、本当に幸せな毎日を過ごせているのだろうか?外で泥だらけになって遊んでいる子供ををもう久しく見ていない気がする。恐らく家でテレビゲームに興じていて外で遊ばないのだろう。外で遊べば何があるかわからないので親は心配だし目の届く家の中であれば安心なのだろう。しかし、それは大人の理屈であって本当は子供は外で遊びたいのではないだろうか。もし、そうではなく、子供自身がもう外で遊ぶ楽しさを感じられなくなってしまっているのだとすれば本当に不幸なことだと思う。しかし、学校の課外授業で子供たちを河川敷に連れて行ってもどう遊んだら良いのかを先生に聞いてくるのだそうで、自分で工夫して遊ぶことのできない子供たちが増えていると聞いたこともある。与えられた出来上がったものでは遊ぶことが出来ても、自身で遊びを作り出すことが出来ないのだ。学校の勉強はそこそこ出来ても、他人の立場に立って考えることが不得手であるために、思いやりのない言動を平気でしたり、そのことで注意を受けても何故注意を受けたのかも理解できないのだ。いじめの根源も解決できない学校も頼りないが、当の子供たちの笑い声が聞こえるような状況はもう見かけなくなってしまうのか心配である。
テックアカデミー 最悪