日本国が発行し元本や利子を支払う個人専用の国債解説です。
個人向け国債には3種類ありまして、
期間によって3年、5年、10年に分かれており、3年と5年の個人向け国債は固定金利で10年の個人向け国債は変動金利です。
個人向け国債の元本欠損を発生させるリスクは主に3つです。
● 信用リスク
● 中途換金コスト
● その他のリスク
個人向け国債のリスクについてわかりやすく説明します。
信用リスク
国債には発行体である日本国の財政状況の変化を直接の原因として、利払いや償還が遅延したり、不履行が発生し、投資元本を割り込む可能性があります。
中途換金コスト
中途換金時は元利金より以下の中途換金調整額が差し引かれます。
発行日より1年未満の中途換金
過去受け取った利子(税引前)相当額× 0.79685+経過利子相当額
発行日より1年以降の中途換金
直近2回分の利子(税引前)相当額× 0.79685
その他のリスク
国債等公共債では繰り上げ償還や買入償却が行われ、当初の債権の満期償還日まで運用することができなくなる可能性があります。
国債には上記のようなリスクがありますが、基本的に日本国が破綻しない限り元本保証の商品なので数ある金融商品の中でも最も安全性が高い金融商品であるといえるでしょう。
まとめ
個人向け国債は毎月発売されており10,000円から購入できるため非常に利用しやすい金融商品といえます。
元本の安全性も非常に高く国が発行しているので安心して利用することが可能です。
元本の欠損リスクを少しでも嫌な方は個人向け国債の利用が良いといえるでしょう。