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桜田淳子は「広告塔」として布教に貢献…教団内での現在の立ち位置は【安倍元首相銃撃で見えた 統一教会の実態】!?

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安倍元首相の射殺事件で明らかになった統一教会の実態。
 世界を驚かせた “合同結婚式 “から30年…。
[写真】安倍元首相の側近・井上義行氏が炎上! 旧統一教会の “全面的支援 “で当選した。
旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の布教活動に「広告塔」として貢献してきた歌手の桜田淳子(64)は、この一連の出来事をどう受け止めているのだろうか。
 1992年8月、桜田は所属事務所の反対を押し切って合同結婚式に参加し、芸能活動の休止を余儀なくされた。その後、桜田が再び表舞台に登場したのは、2013年11月26日のことだった。20年ぶりにステージに立った桜田は、メドレーを披露した。
 2005年には、同じ博品館劇場で開催された音楽公演にゲスト出演している。復帰を懸念した全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)は、芸能活動再開に反対する声明を発表した。
<桜田氏が、家庭連合や旧統一教会の反社会的活動を支援・促進しないことを誓約しないまま、社会的影響のあるタレント・芸能人として活動することに強く反対します。このような活動には強く反対します。家族会および旧統一教会の被害者や元信者の間では、社会的責任を自覚していない桜田氏のこのような言動は許されない>という意見が強く、広がっています。
 桜田氏は教会内でどのような立場にあるのだろうか。世界平和統一家庭連合に聞いた。
教会では、特定の信者のプライバシーに関わることはお話できません」(広報部)。
 全国弁護士会連合会の山口博弁護士は「山上徹也容疑者の母親は教会員」と指摘する。
山上徹也容疑者の母親をはじめ、一般の信者は例外なく『献金、献金』と搾り取られますが、桜田さんはそうではありません。女性信者は既婚・独身を問わず、募金活動を行う経済班か伝道・教育班のどちらかに配属され、好き放題にやらされる。着物の展示会に参加したり、販売の手伝いをしたりと、特別扱いをされる。
 幹部信者である桜田は、資産や不動産を持つことが許されており、現在は都内の億ションに夫と2人で住んでいる。
歌い、声を出して、活動を引き締め、気分を盛り上げる
純子さんは、教会の活動を支援し、信者のモチベーションを上げるためのNPO法人「純子会」のメンバーである。信者たちは、『順子さんが頑張っているのだから、私たちも頑張らないと』と何度も言っていました。桜田氏は信者たちを前に、「(文鮮明は)すばらしい父」「真の父」「神が遣わした再臨のメシア」であることを前提に話をする。信仰に迷っている信者は彼女の発言に納得し、信仰を持っている信者はモチベーションが上がる。同年代の信者には非常に効果的です」(山口弁護士)。
 桜田さんは来年、デビュー50周年を迎える。
 3月13日発売の『婦人公論』2018年版では、”次の10年で、これまでの芸能活動を総括するつもりです “と語っている。広告塔として、多くの被害者を出してしまった彼女の責任は重い。